2021年02月08日
リサイクル蛍光灯の処分には気を付けて! ~弊社の蛍光灯破砕機のご紹介
ほたるの光、窓の雪。
書(ふみ)よむ月日、重ねつつ。
いつしか年も、すぎの戸を、
明けてぞ、けさは、別れゆく。
『蛍の光』の一節です。自分が学生時代には卒業式の定番ソングでした。そういえば、式の最中に、気分が盛り上がって涙しながら歌ったこともありましたかねぇ。今は、多様性の時代。卒業式に歌う歌もさまざまのようですね。
さて、蛍の光と書く、蛍光灯。LED照明への入れ替えが進んでいるとはいえ、まだまだ頑張る蛍光灯の存在。そんな蛍光灯は、処理する時に注意が必要です!
ご存知の方も多いと存じますが、蛍光灯は「産業廃棄物」となります。有害物質である水銀が含まれているため、安易に破砕して処分してしまうと、重大な環境汚染につながります。適切に処分し、その後の処理を行うには、専門業者にお願いする必要があります。
弊社には、そんな蛍光灯を安全に処理できる「蛍光灯破砕機」を製造しております。
水銀蒸気の拡散を防ぎ、効率的に安全に処理を行い、再資源化につなげています。
特長は以下のとおり。
・横入投入方式のため、作業が簡単
・直管形と環形ともに処理可能なマルチ対応タイプ
・密閉構造により、蛍光粉を除去し、作業環境の安全を確保
・集塵機と水銀ガス除去装置を一体化した、コンパクトな構造
・口金を壊さない破砕で、再資源化の付加価値を高めます
破砕された蛍光灯は野村興産㈱様にて独自の方法で処理され、それぞれの廃棄物ごとに再資源化が行われています。
破砕後、洗浄されたガラスは住宅用断熱材(グラスウール)や新しい蛍光灯の原料へ、
アルミ・口金はアルミ原料へリサイクルされます。洗浄後の廃水からは水銀を回収します。
蛍光灯を処分する、ゴミに出す際に、我々利用者は、まずは適切に市町の分別回収に出していただければと思います。よろしくお願いいたします。
◇◆◇◆ 用語について ◆◇◆◇
・グラスウール……断熱材として使用されています。断熱性能あたりのコストパフォーマンスに優れており、自由に加工することができるという特長があります。
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