2020年05月11日
計量産業用はかりメーカーに欠かせない「計量士」
私個人は「資格試験」という存在や、あの緊張感から遠ざかって久しいのですが、今回は「資格」のことをテーマにさせていただきましょう。
弊社 鎌長製衡㈱の場合、業務上で必要な「資格」は入社してから取得する、ということも多々ございます。講習を受けて取得するものもありますし、日常の業務もありながら、一方で資格取得の勉強にも励んでいる社員もおります。本当に頭が下がります。ちなみに、資格取得時の手当や、資格によっては毎月支給される資格手当も、社内制度として整備されております。
産業用はかり等 計量機器等、機械機器製造業である弊社では、技術・製造の現場でさまざまな資格が必要となります。
フォークリフト、玉掛け、塗装等々、多数。
その中のひとつに「計量士」という資格があります。
一般的には、あまり耳にしない資格かと思われますが、弊社では特に重要と考えている資格です。試験のの難易度が高く、なかなかハードルの高い資格ですが、社内でも数名が「一般計量士」という資格を有しております。(直近の国家試験でも合格者が出ました\(^o^)/)
計量士は、計量法で定められ、経済産業大臣によって登録される国家資格です。
計量士の資格には3区分あり、それぞれ「一般計量士」、「環境計量士(濃度関係)」、「環境計量士(騒音・振動関係)」となります。
例えば、弊社の社員のように「一般計量士」の場合は、企業において、工場などに設置されている計量器の検査を行うとともに、正確な計量の管理などに携わります。取引や証明において、適正な計量を確保するための資格となります。
企業同士の商取引では、常に正しい計量が行われなければなりません。信頼の証として、正確な計量を担保する「計量士」の存在は欠かせません。
計量士を必要とする場面はさまざまです。
資格にもよりますが、先にご紹介したような工場をはじめ、百貨店やスーパーマーケット、工事現場等が挙げられます。正確な計量が求められるところは、すべて計量士の仕事場であるといえるかもしれません。他にも、環境問題、例えば騒音、振動、有害物質に関する計量管理も重要となっています。
また計量の技術が進化するとともに、計量の内容の多様化し、今後 計量士の活躍の場はさらに広がっていくといえるでしょう。社会の下支えとなる産業用はかりのメーカーの中で、その管理に携わる「計量士」、今後も重要な役割を担う存在です
前の記事
ゴールデンウィーク休業のお知らせCONTACT資料請求・お問い合わせ
弊社製品に関するご質問やお問い合わせ、
資料請求について、以下の方法をご利用ください。
087-845-1111(代)
受付時間:平日9:00~17:30各事業所へのお問い合わせはこちら