2020年02月25日
計量無人化・省力化のお手伝いに
先日、カップ麺を製造されている食品メーカーが、JR山手線渋谷駅のホームに「無人ラーメン店」を期間限定でオープンしたそうです。
セルフで決済・調理も掃除も、ロボット任せ。ホールスタッフ・調理師・清掃員を置かない店舗だそうです(でも店員がゼロではないとか)。支払いもセルフ決済端末(現金不可)対応。
お客さんは、商品のカップ麺を選んで決済し、お湯を入れると調理時間の計測がスタート。カウンター席に着くと出来上がり時間が表示される。食べ終わった後も、ボタンを押すとお掃除ロボがお掃除する仕組み。
クラウドやIoT、AIの技術を駆使し、最新技術を詰め込み、省人化を実現した実験型の店舗は2月28日まで営業で、営業時間は午前11時~午後8時だそうです。
(https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2002/12/news102.htmlより)
店内のポイントにはカメラが設置されており、人間の行動がお見通しという空間。少し居心地が悪いような気になるのは、私だけでしょうか。でも、人手不足を技術がカバーしてくれることで、現場が回せるのであれば、致し方ないかなと。
ジャンルは違いますが、弊社製品でも無人化・省力化のお手伝いができるかもしれません。ホッパースケールやパッカースケール、コンベアスケール等は、多くの場合、工場の工程の中に組み込まれて「人の手を介さず」活躍する製品になります。計量機器の世界では、「計量結果を得るための計量過程で操作者を介在することなく、自動計量するはかり」を「自動はかり」と呼んでおります。先にご紹介した、ホッパースケール等がそれにあたります。
また、主力製品であるトラックスケールの分野でも、弊社の「完全無人化計量システム」をご提案しております。計量に係る人員を削減、別の業務に人員を充てることも可能となります。
弊社のトラックスケールと、重量指示計の「K-400D」、またその他オプション機器を組み合わせたシステムとなります。オプション機器には、WEBカメラやICカードリーダー、遮断機や信号灯、操作ポスト等がございます。
このシステムにより、計量に人員を配置しなくても、不正計量の防止や計量の記録を残すとともに、安全に配慮した操作が行えます。しかも、シンプルな構成でコストを抑えた導入が可能です。不正な計量を防止したい、人手不足を解消したい、計量業務のスピードアップを図りたい。お悩みに合わせて対応させていただきます。
その他、弊社の「モバイル計量器」も一台二役をこなし、手間・時間をカットできるのが特長です。
フォークリフトやハンドリフト等の荷役機器に荷物を載せたまま、正確な計量を行うことができる計量器です。具体的には、「ハンドパレットスケール『パレスケ』」、「ワイヤレスフォークスケール『フォースケ』」という製品になります。これらは「はかる」「はこぶ」といった計量・運搬作業を一体化させております。
さまざまな分野で、技術を駆使したシステムが構築され、人手不足の解消につなげる取り組みが進められているかと存じます。人間にしかできない仕事もありますが、作業改善は日々の課題ですね。人手不足感は弊社でも課題です。製品やシステムで、何かご協力できることもあるかと思います。どうぞお気軽にお問い合わせください。
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