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SDGs(持続可能な開発目標)と鎌長 ③

今回も、SDGs「Sustainable Development Goals【持続可能な開発目標】」(エス・ディー・ジーズ)についてです。しばし、お付き合いいただければ幸いです。

「SDGs」は、2015年9月の国連サミットで採択された【持続可能な開発目標】のことです。国連加盟国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。17のゴールと169のターゲットから構成されています。大きな目標(ゴール)ではイメージが湧かないことでも、細かく区分された目標(ターゲット)に着眼して考えると、より現実的・具体的な取り組みに結びつくのが分かります。企業活動において

SDGsを活用することは、企業の社会的評価につながります。

また、同様に、企業の長期的な成長のために、「ESG」が示す3つの観点が必要だという考え方が世界的に広まってきているそうです。また、新しい言葉が登場しましたね。

「ESG」とは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取ったものです。企業の価値を測る新たな「ものさし」として注目されています。企業を評価するにあたり、業績や財務等の情報ももちろん重要な項目ではありますが、今日ではそれに加えて、環境・社会・ガバナンスといった財務情報ではない企業活動を企業評価に取り入れようとする動きが広まっています。

弊社 鎌長製衡㈱の製品・事業を通じたSDGsへの取り組みを、「ESG」、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)の観点で分類してみました。

弊社の製品は「はかり」とひと言で言っても、さまざまな業界でご使用いただいおります。お客様のご要望に合わせたモノづくりをすすめてまいりましたので、食品から化学、また産業廃棄物等、多品種少量生産が特長です。その中のひとつ、弊社の主力製品の「トラックスケール」においても、ご使用いただく業界は実にさまざまです。果物から砕石等、また高速道路で過積載の取り締まり等 多くの場面で「ひっそりと」、「しっかりと」活躍しております。そのような企業としての特長もあり、SDGsへの取り組みにおいても、「環境・社会・ガバナンス」の3つに平均的に分散した形になりました。

物事を違った観点からながめることで、また新たな発見もありますね。例えば、弊社の取り組みも、このような平均的な分散型にはなると思っておらず、個人的には意外な結果でした。SDSsも「取っ付きにくい」印象でしたが、調べたり考えたりしていくと、意外と身近で、でも深いものですね。 このシリーズ、今後ももう少し続く予定です。

 

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