2019年07月16日
リサイクル使用済プラスチックの行方 ~その他プラスチック圧縮減容機~
次に開催されるオリンピック・パラリンピック「東京2020」まで約1年となりました。各競技の代表選考につながる大会の様子も見かけます。チケット抽選の結果も出ました。各都道府県内を走る聖火ランナーの応募も始まっています。
そして次は、表彰台を製作するためのプロジェクトが始まったようです。使用済プラスチック容器を集めて、表彰台が製作されるとか。少し前にも、小型家電を回収し集まったものから抽出された金属で、メダルの製作を行うというプロジェクトがありましたね。
自国開催のオリンピック・パラリンピックが近づいている「実感」は正直まだ無いですが、準備は着実に進んでいるようです。
スーパー等でもリサイクルにまわす使用済プラスチック容器を回収しているところもございますが、家庭や事業所から「ゴミ」として出された使用済プラスチック類は、ゴミ処理施設やクリーンセンター等に集められます。
弊社では、ごみ処理施設やクリーンセンター等の施設において、リサイクルの前処理を行う機器の製造を行っています。
今回は「その他プラスチック圧縮減容機」という機器を紹介させていただきます。
容器包装リサイクル法に対応したPETボトルを除く、プラスチック製容器包装が対象となります。
平成11年(1999年)6月より製造しております。
本機は、上部ホッパー、圧縮機、ロールフィルム包装機、結束機、シール機などから構成されていて、全自動で圧縮梱包し、比重管理まで行います。悪臭や小さい容器の飛散を防止するなど、衛生面を考慮した設計になっています。
弊社の圧縮減容機には、横型と縦型があり、設置場所等の諸条件や処理能力によって選択していただけます。
まず、横型の特長としましては、
・PEフィルム包装とPPバンド結束の二重梱包 ・圧縮梱包・比重管理及び計量機能付
・モニター付で操作が簡単 ・ロールフィルムの交換作業が容易
・梱包資材費が大幅に低減 となっております。
また、縦型の特長としましては、
・設置平面スペースが少なく、2台並列設置の場合はメリット
(ただし、機器自体の高さがあるので、設置する箇所の天井高には注意が必要)
・予備圧縮機能を設けることで、高能力処理が可能
※その他は横型と同様 となっております。
実際 日常生活の中で、ゴミではなく「リサイクルされているという実感」はなかなか味わえないかもしれません。ですが最低限の分別ルールは守りつつ、次の世代の子どもたちに「持続可能な社会」を引き継げるようにしたいものですね。
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