2019年05月13日
計量トラックスケールの基本構造 ~計量台、ロードセル、重量指示計~
子どものお弁当にキャラ弁をリクエストされた時、自分なりのルールがあります。
「食べやすく、シンプルで衛生的」。このルールで作ると、自分の作るキャラ弁は「ごはんの上に、海苔を切ってカタチを作る」だけのものになりました。子ども的には許容範囲のようなので、今後もこの基本は変えずにやっていくつもりです。
基本といえば。
さて今回は、弊社製品のトラックスケールの基本構造について、簡単に触れたいと思います。
弊社のトラックスケールは主に、次の3つで構成されております。
①計量対象物を載せる「計量台」
②重量を感知する「荷重検出部(ロードセル)」
③重量を表示する「重量指示計」
「計量台」は4隅に配置された「荷重検出部(ロードセル)」によって保持されます。(大型のタイプは6点~8点支持となります。)
トラックが計量台に載ると、ロードセルに負荷がかかります。ロードセルはその際に生じた金属のひずみによる抵抗値の変化を電気信号として、「重量指示計」に出力するという仕組みになっています。
これに加えて、集計用のパソコン(データ処理装置)や操作ポスト、遠隔重量表示器、信号灯、遮断機、料金徴収機等、外部接続機器もご用意しております。ご使用の条件や環境にあわせて、組み合わせていただきます。
①「計量台」はトラック等の車両が計量時に載る部分です。
ピットタイプ(埋め込み式)、ピットレスタイプ(地上式)があります。また。超薄型フラットタイプは、ピットタイプ・ピットレスタイプともに対応しております。それぞれに特長がございますので、トラックスケールを設置する場所・基礎工事等の条件にあわせて、ご検討いただければと思います。
②弊社のトラックスケールは、荷重検出部に「デジタルロードセル」を使用しています。デジタルロードセルを採用することにより、アナログタイプと比べて、計量精度や耐久性、メンテナンス性が大幅に向上しています。
安定した高精度の計量や長距離通信が可能であり、ノイズや気象等 外部影響を受けにくくなっています。また、各々の検出器の出力が表示されるため、トラブルの原因が容易に判断でき、素早い対応が可能です。コンパクトながら、しっかりとその力を発揮しています。
③「重量指示計」はトラックスケールの中枢部分であり、ユーザーが直接目にし、操作する機器です。重量指示計は「重量表示装置」としての役割だけでなく、登録データの表示や、日報・月報の出力等も行います。
これら3つの働きを基本に、今日もトラックスケールは全国各地で重さをはかっております。
弊社の社員もトラックスケール同様、それぞれが力を発揮しながら、「重さをはかる」ことを追求していく所存です。今度とも、KAMACHOのトラックスケールをどうぞよろしくお願いいたします。
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