2019年01月21日
鎌長のこと地場産業
「地場産業(じばさんぎょう)」とは、ある一定の範囲の地域で、長い年月をかけて発展してきた産業のことです。
もう少し細かくご紹介すると、その土地で、ある特定の業種の地元資本の中小企業群からなる企業群が集中的に立地している産業のことを指しています。
弊社 鎌長製衡㈱の本社のある香川県の場合ですと、例えば、このような産業がございます。
さぬきうどん、手延素麺、醤油、佃煮、冷凍食品、……。
手袋、漆器、石材、……。
歴史的な背景をもった、伝統的な産業も多く挙げられています。
実は、この香川県の地場産業の中には、「はかり」も含まれております。
香川県内では、その昔「分銅」づくりが盛んだったそうです。そして戦後になると、それまでのおもり・分胴から各種はかりの製作に転換して製造してきたという長い歴史をもった地域です。
弊社も分銅づくり、はかりづくりに関わる製造業の中の一つに数えられます。
明治初期に鋳物づくりからはじまり、分銅づくりでは一時期 日本国内の大部分を担ったこともありました。その後も長きにわたって、「はかり」、つまり「重さを量ること」に携わってまいりました。
弊社の前身である、鎌長産業株式会社が誕生したのが、昭和22年1月17日。
社名変更し、現在の鎌長製衡株式会社となったのが、昭和32年。そして現在に至ります。
これまで数多くの方々のご支援ご協力いただき、歩んでまいりました。弊社は間もなく創業より140周年を迎えます。
最近、「平成を振り返る」という内容を目にしますので、今回は便乗して、少し歴史を振り返ってみました。
なお、地場産業につきましては、公益財団法人かがわ産業支援財団のウェブサイトにも詳しく説明されております。興味のある方は、ぜひどうぞ。
http://www.kagawa-isf.jp/kougei/jibasanpin.htm
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