2018年11月05日
計量鎌長 AI導入、とまではいきませんが。
今回は10月5日の日刊工業新聞のコラム「産業春秋」をご紹介いたします。
「拙宅のリビングに人口知能(AI)スピーカーを設置して半年がたった。今日の天気やニュースを尋ねればすぐに答えてくれ、(中略)今や起床後に欠かせないアイテムの一つになった。そんなAIスピーカーが、絵本を何冊読んでも駄々をこねて22時を過ぎても寝ない3歳の娘の寝かしつけに役立つことを最近知った。(中略)ある夜、たまりかねてAIスピーカーに「赤鬼を呼んで」と尋ねたら、早く寝るように諭す鬼の声が流れてきた。「娘が寝ないんです」と答えたら鬼の足音がどんどん大きくなり、玄関のチャイムを鳴らす音が聞こえてきた。娘はびっくりして毛布の中に潜り込んですぐに眠ってしまった。(以下略)」
このコラムには続きがありまして、要約すると、これ(赤鬼)は幼児用のアプリで鬼を呼ぶと音や声が反応するものであり、今後AIの進化により育児でも予想もつかない未来が待っているのかも、と締めくくられています。子育てでは、時に鬼にもすがりたいくらい必死な時がありますよね。その気持ち、よ~く分かります。
このように、AI(人口知能)の発達は目ざましいものがあります。弊社はAI導入には辿り着いておりませんが、「人の手を介さない」・「無人」という部分には取り組んでおります。
弊社の、ホッパースケールやパッカースケール、コンベアスケール等は、多くの場合、工場の工程の中に組み込まれて「人の手を介さず」活躍する製品になります。
計量機器の世界では、「計量結果を得るための計量過程で操作者を介在することなく、自動計量するはかり」を「自動はかり」と呼んでおります。先にご紹介した、ホッパースケール等の製品のことですね。
その反対が「非自動はかり」と呼んで区別しています。非自動はかりに分類されるのが、トラックスケールや台ばかり等です。「計量結果を得るための計量過程で、静止状態において計量を行うはかり」であり、操作者が表示値を読み取ったり、印字出力の発行を行ったりします。
また、先に触れた「非自動はかり」であるトラックスケールの分野でも、弊社の「完全無人化計量システム」をご提案しております。計量に係る人員を削減、別の業務に人員を充てることも可能となります。
弊社のトラックスケールと、重量指示計の「K-400D」、またその他オプション機器を組み合わせたシステムとなります。
特長は以下のとおりです。
・計量値と乗車状態をあわせて管理できます。・指示計だけで全ての機器が接続可能です。(パソコン不要)
・ドライバーはICカードをかざすだけの簡単操作
オプション機器には、WEBカメラやICカードリーダー、遮断機や信号灯、操作ポスト等がございます。
このシステムにより、計量に人員を配置しなくても、不正計量の防止や計量の記録を残すとともに、安全に配慮した操作が行えます。しかも、シンプルな構成でコストを抑えた導入が可能です。
不正な計量を防止したい、人手不足を解消したい、計量業務のスピードアップを図りたい。お悩みに合わせて対応させていただきます。
人手不足が叫ばれる昨今、それでも、人の手が、人の目が必要なこと、人が行うべきこと、まだまだたくさんあるとは思います。人間の作業を、システムや機器の導入が可能かどうか、随時 検討し、見直すことも必要なのかもしれません。
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