2018年10月29日
リサイクルプラスチックと環境問題
今 世界各地で海洋ゴミの問題が取り上げられています。
各地の海の魚の胃の中から、プラスチックが小さくなった「マイクロプラスチック」(※微細なプラスチックごみ(5㎜以下))が見つかったことが話題となっています。
いずれにせよ、マイクロプラスチックが、現在 海の生態系を脅かす存在となっていることは間違いありません。
中でも、ニュースで取り上げられているのが、飲料のストローのお話。プラスチックストローの代替品が、サトウキビ・紙・パスタと、提供する企業や店舗ではいろいろな代替品が検討されているようです。
弊社では、ごみ処理施設やクリーンセンター等の施設において、リサイクルの前処理を行う機器の製造を行っています。
今回はプラスチックつながりで、「その他プラスチック圧縮減容機」という機器のご紹介いたします。容器包装リサイクル法に対応したPETボトルを除く、プラスチック製容器包装が対象となります。平成11年(1999年)6月より製造しております。
本機は、上部ホッパー、圧縮機、ロールフィルム包装機、結束機、シール機などから構成されていて、全自動で圧縮梱包し、比重管理まで行います。悪臭や小さい容器の飛散を防止するなど、衛生面を考慮した設計になっています。
弊社の圧縮減容機には、横型と縦型があり、設置場所等の諸条件や処理能力によって選択していただけます。
まず、横型の特長としましては、
・PEフィルム包装とPPバンド結束の二重梱包 ・圧縮梱包・比重管理及び計量機能付
・モニター付で操作が簡単 ・ロールフィルムの交換作業が容易
・梱包資材費が大幅に低減 となっております。
また、縦型の特長としましては、
・設置平面スペースが少なく、2台並列設置の場合はメリット
(ただし、機器自体の高さがあるので、設置する箇所の天井高には注意が必要)
・予備圧縮機能を設けることで、高能力処理が可能
※その他は横型と同様 となっております。
プラスチック製品の恩恵は、現代社会ではとても大きく、その便利さ、汎用性、コスト面からも欠かせない存在ですし、高評価であること間違いなし。しかしながら、使い捨て→ゴミにつながる環境問題とは表裏一体ですね。
未来につながる大切な問題。「ストローを変えた」ことが、海洋ゴミの問題への意識づけと考える企業もあるようです。地球規模の取り組みは難しくても、まずは、今 自分ができること(ゴミをきちんと分別する等)を地道にやっていこうと思います。
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