2018年09月03日
計量予想外の出来事に ~偏荷重による横転事故に対して~
先日、会社内で郵便物の封筒を持ち上げると、なんと!その下にヤモリがいました。驚きすぎて思わず、悲鳴を上げてしまいました。(その後、手伝っていただいて、ヤモリは何とか外に逃がしました。)予想外の出来事が起きた時、人はどんな反応をするものでしょうか。
8月18日、ある交通事故のニュースが入りました。
現場は、神奈川県横浜市瀬谷区の国道246号と国道16号の交差点。
国道246号から右折しようとしていた大型トレーラーが横転。その結果、トレーラーが道路をふさぐような状態になってしまいました。幹線道路で発生し、また発生時刻も午前9時頃ということもあって、通報が相次いだそうです。大事故ではありましたが、幸いけが人はいませんでした。
トレーラーのフロントガラスが割れましたが、ドライバーにもけがはなく、「右折する時に荷物の重みで横転してしまった」とのことです。(詳しい原因については調査中となります。)
まさか、自分の目の前で事故が起きるなんて。まさか、トレーラーが横転するなんて。まさか、横転した後、道路をふさぐなんて。交通事故は、道路を通行していれば起こり得る可能性はあるとはいえ、「予想外」と感じる方も多いのではないでしょうか。ましてや、間近でこのような事故に遭遇すると、「危険と隣り合わせ」と肌で感じます。
「右折する時に荷物の重みで横転してしまった」とは、「偏荷重」が原因といえます。
偏荷重とは、積荷が、前後左右のいずれかに偏っていることを指します。その結果、横転や荷くずれを起こしてしまうことが多々あります。大型トレーラーの場合ですと、積荷のコンテナの重量が相当ありますので、速度が速くなり過ぎたり、右左折の際に重心の影響で横転してしまったり、危険をはらんでいます。
そんな予想外の事故が起きる前に、ひとつ。
弊社の製品、「三次元重心測定機能付きトラックスケール satrs(サトルス)」がサポートさせていただきます。「safety・transport・support・system」の頭文字をとって名付けられました。
特長は3つあります。
①1,200台/日(1台30秒)を超す計測が可能、計量証明でも通常の計量時間に数秒追加するだけ。
②分かりやすいイラストで表現、第三者に計量伝票として受け渡しが可能。
③既存のスケールに追加・改造が可能。
「satrs(サトルス)」では、前後左右方向の偏荷重検知システムと、高さ方向の偏荷重検知システムにより、海上コンテナを開けずに、積荷の状況を高速で計測しています。偏荷重の測定結果より、重心位置は分かりやすいイラストで表示されるようになっています。
危険やリスクを取り除き、少しでも安全なトラック輸送に対応できるように、弊社もお手伝いができればと存じます。ご検討・お問合せの際は、鎌長製衡㈱までどうぞ。
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