オンラインセミナー

弊社　鎌長製衡㈱では、毎月の月初めに、全国４拠点から営業責任者を交えて役員や各部署の責任者が参加する定例の社内会議を開催しております。コロナ禍前は、香川県高松市にある本社会議室に全員が集まって開催しておりました。しかし、新型コロナウィルス感染拡大に伴いオンライン会議に切り替えて、今でも節目となる月以外はほぼオンライン会議での開催となっております。

 

おそらく全国（全世界？）各地のビジネスや教育現場では、コロナ禍にオンラインでの打合せ・セミナー・授業が浸透していったかと思われます。身近なところでは、我が家でも今も定期的にオンライン授業を受ける風景があります。例に漏れず、弊社も社外の方との打合せ等で、現地におうかがいしてリアルの打合せももちろん行っておりますが、オンライン打合せもまた、今でもそれなりの頻度・範囲で実施されています。

 

先日、私もオンラインセミナーを受講しました。講師の方によるクラウドサービスの操作・実践を学ぶ内容で、大変よい機会をいただいたと感じております。（講師の方からは「参加者の反応が分かりづらくて・・・」と多少お困りのご様子ではありましたが。）正直、今回勉強した操作については、日常的に使いながら確認して身に付けていく必要をひしひしと感じました。

 

現在、弊社では全社を挙げて、さまざまな場面で業務改善を進めております。過渡期だと感じています。今回のセミナー受講もそれが一つのきっかけとなりました。これまでは社内では「紙」の書類、しかも複写式のものをやりとりすることが主流でして、社内で「ハンコ」も重要視されてきました。しかし、紙文化から徐々に脱却しながら、ペーパーレスを含めた業務改善を行ってきています。この過程では、既存の作業から無駄なものを洗い出し、関連する部署の作業や処理の確認、社員の意識改革の必要性 等、常に柔軟な姿勢と周囲とのコミュニケーションがこれまで以上に求められています。自分自身にもまだまだ足りないところです。精進します。

 

弊社は創業１４０年超の老舗メーカーではありますが、時代の流れにうまく乗りながら、お客様のニーズをくみ取る製品づくりを行うには、これまで築いてきた経験・技術・信頼関係を大事にしながらも、変化を恐れず前に進んでまいりたいと思います。

新年の誓いのような内容になってしまいましたが、今は５月。そろそろ梅雨に入りますね。

時節柄ご自愛ください。