2023年09月11日
計量トレーラー横転事故発生、予防策は?
交通事故は困りますね。自分が起こしても、巻き込まれても。
先日、知り合いの方に、とある交通事故の渋滞に巻き込まれた時のお話を聞きました。事故はもちろん大変なことでしたが、それに関わった高校生のエピソードがステキだったのでご紹介します。
「ある日の朝、交通量が多い、片側1車線の道路で交通事故が発生。ただ、どこで事故が起きたかは分からない。車の流れがピタッと止まってしまったので、(どうやらこの先の道路で、交通事故が起きたらしい)という想像しかできない状態。渋滞に巻き込まれてしまった。(仕事に、遅れる……)時間だけが流れていく。
そんな時、ひとりの高校生の姿が目に入った。
自分の車の前方の方から、車1台1台に近づいて声をかけている様子。自分の車の順番になった。高校生が声をかけてくれたのは、こんな内容だった。
『○○の辺りで事故が起きています。車はまだ全然動きそうにありませんが……。』そう言って、後方の車にまた近づいて行った。びっくりして「ありがとう」しか言えなかったけれど、あの高校生は本当にすごい。」
高校生の素晴らしい行い、頭が下がります。きっと自分も遅刻したでしょうに。
さて、そんな心温まる行いとは裏腹に、先日、こんな困った交通事故のニュースを見ました。
9月5日 午前6時前、広島県三原市の国道で、トレーラーが横転する事故が起きました。トレーラーは、道路標識や配電盤など様々なものをなぎ倒して横転しました。
事故現場は比較的見通しの良い、ゆるやかなカーブ。横転したトレーラーと積み荷の大量の木材で道がふさがれていました。フロントガラスは大きくひび割れ、運転席も斜めに。運転していた男性が軽いけがをしたそうです。
道路には、タイヤの跡がクッキリと残っているとのことです。
https://nordot.app/1072037883357938387?c=768367547562557440
※FNNプライムオンライン(2023年9月6日)「イット!」 9月5日放送より
大変な事故です。
トラックやトレーラーは車体が大きく、積み荷もあるので、その分被害も大きくなってしまいます。そして事故処理のため、道路を長時間ふさぐ規制も入ります。トレーラーの横転事故の場合、速度やドライバーの体調や注意力以外の部分では「積み荷の重心位置」が重要となるそうです。
それに関して事故を抑止できる対策が、弊社 鎌長製衡㈱の「トラックスケール」と重量指示計「K―400D」です。
これらは、トラックやトレーラーの車両総重量・積載量を計量できるだけでなく、軸重量・輪重量の計測によって、偏荷重もご確認いただけます。実際、弊社のトラックスケールは、高速道路や国道に過積載防止のために設置され、トラックや大型トレーラーの計量に用いられています。
さて、弊社 鎌長製衡㈱も含め、今や世界各国の企業が取り組んでいる「SDGs」。その中に「交通安全」に関する取り組みについて触れられています。
弊社 鎌長製衡㈱の主力製品「トラックスケール」も、微力ながら事故抑止や交通安全に貢献しています。今後も、自社の製品を通じて社会貢献につながるよう取り組みを進めてまいりたいと思います。
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