2023年09月04日
計量鎌長の分銅 ~枕型分銅、大型分銅、テストチェーン~
改めて、になりますが、今回は弊社 鎌長製衡㈱の分銅についてご紹介いたします。弊社で製作している分銅は、「枕型分銅」・「大型分銅」があります。理科の実験で使ったような、ピンセットで扱うようなサイズではなく、産業用の大きな分銅になりますが、載せたり、積んだりするものです。
「枕型分銅」は、主に台はかり、大型はかりの点検などに用いられる分銅です。ステンレス鋼製、鋳鉄製とあり、検査の有効期間はそれぞれ異なります。持ち上げるための握る部分があるため、持ち運びがしやすく、積み重ねも容易です。
また「大型分銅」は鋳鉄製で、クレーンやフォークリフトでの取り扱いに特化した分銅で、500㎏~1tタイプになります。積み重ね時のズレを防止するため、段・溝がついています。また、両端にワイヤー掛けが可能で、クレーンやフォークリフトでの取り扱いがしやすい形状となっています。
基準器検査(2級・3級)受検可能で、JCSS校正証明書も別途料金で発行可能となっています。
私どもは「はかり」のメーカーで、かつ「JCSS認定事業者」でありまして、分銅やおもりの製作だけでなく、校正(JCSS分銅・おもり・はかり校正)を行っております。校正とは、計器類の狂い・精度を標準器と比べて「正す」ことです。校正範囲は、分銅であれば1mgから2tまでの範囲であり、温度・湿度・大気圧の環境条件が整った校正室で行われています。
さらに弊社では、先にご紹介した分銅だけでなく、「テストチェーン」という特殊なものもございます。これは、コンベヤスケールの積算値の誤差の試験に用いられるものです。回転おもりが鎖状に連結され、所定の単位長さ当たりの質量を持ちます。
特注品の製作もいたしますので、ご用命くださいませ。
分銅は、弊社 鎌長製衡㈱の原点です。確かな技術と長年の経験で、お客様のニーズにお応えできるものをお届けしています。
正確を期すためにも、調整やメンテナンスを行えば、長くご使用いただけます。分銅や校正に関するお問合せは、弊社WEBサイトやお電話で、お気軽にどうぞ。
◇◆◇◆ 用語について ◆◇◆◇
・JCSS …………… Japan Calibration Service System の略称であり、計量法に基づく計量法トレーサビリティ制度を表しています。
★製品ページはこちらから https://www.kamacho.co.jp/scale/2954/
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