2018年07月09日
計量過積載とトラックスケール
ランドセル。日本では、多くの人が人生で一度は背負ったことのある、定番のかばん。
最近は「ランドセル商戦」という言葉もあり、少子化や外国の方の需要増加等で、ランドセルを手に入れるのも一苦労だそうですね。親御さんも大変。
また、脱ゆとり教育となってからは、教科書が分厚くなり、ランドセル込みの重さは増すばかり。日々の重さが許容量を超えて、肩こり・腰痛に悩まされる小学生も少なくないとか。子どもさんも大変。
重いといえば、弊社のトラックスケールは過積載の防止にも一役買っています。高速道路や国道に過積載防止のために設置され、トラックやトレーラーの計量に用いられています。
「過積載」は、とても危険なものです。
過積載とは、貨物を運ぶ自動車が最大積載量を上回る、大量の積載物を積んで運行することで、道路交通法違反となります。これにより、ブレーキをかけてから自動車が停止するまでの距離・時間が長くなりますし、衝突した場合には衝撃が大きくなります。またバランスを崩しやすくなり、対向車線へのはみ出しやカーブでの横転の危険性が高まります。
過積載に関して、先日こんなニュースがありました。
2017年3月、兵庫県篠山市で大型トレーラーの過積載が原因となる死亡事故が起き、先頃、その判決が神戸地裁で下されたそうです。
その事故は、大型トレーラーが最大積載量を約6.7トン超す約34トンの積み荷を運送中に起きました。荷台に滑り止めのゴム板を敷くなどの注意義務も怠り、走行中にワイヤが破断してしまったそうです。そして、落下した約9トンの重りは対向車に直撃。この事故で、対向車を運転していた女性が亡くなられ、同乗していた女性1人が重傷を負われたそうです。ニュースを聞いただけでも、大変痛ましい事故です。
このような事故防止対策のひとつとして、弊社のトラックスケールと重量指示計「K―400D」をご提案いたします。
トラックやトレーラーの車両総重量・積載量を計量できるだけでなく、軸重量・輪重量の計測によって、偏荷重もご確認いただけます。重量指示計「K―400D」はタッチパネル式の指示計で、見やすく・使いやすいデザイン性と、集計等のデータ処理等にも対応できる高い機能性を備えています。
過積載は、人員不足や経費等の問題も背景となっているそうですが、交通ルール等 社会の規律を破ってよい理由はありません。
トラック輸送に関わる運送会社やドライバーの安全意識を高めていただくとともに、弊社のトラックスケールは、トラック輸送における「安心」・「安全」な取引の下支えとなるべく、計量業務のサポートを務めさせていただきます。
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