2022年06月20日
計量鎌長のパッカースケール(袋詰め計量装置)
自動」という響きは、なぜかしら魅力的に聞こえます。一方で人間がラクになる(または自堕落になる?)気もしますが、お任せできる部分はお任せしたくなることもあります。例えば、自動運転、自動調理、自動水栓、自動開閉トイレ、……等々。
さて、今からご紹介する「自動」は魅力的、でしょうか?少しお付き合いくださいませ。
自動はかり。
それは「計量結果を得るために所定のプログラムに従って動作し、計量過程で操作者の介在を必要としないはかり」のことを指します。操作者の介在とは、単純な被計量物の載せ降ろしをする行為のみではなく、内容量などが目的の設定量か否かの判断や、設定量に達するため常に手動で操作することなどをいいます。
※自動はかりQ&A(経済産業省)より
https://www.meti.go.jp/policy/economy/hyojun/techno_infra/00_download/202008automaticweighingQA.pdf
今回は自動はかりのうち、弊社製品のパッカースケール(袋詰め計量装置)をご紹介いたします。
弊社製品の自動はかりで主力の「ホッパースケール」と合わせて使用されることも多い製品で、
「パッカースケール」という、粉粒体を各種袋に袋詰めする計量装置がございます。
開発当初の昭和40年代前半より、工場内のライン等で併設されることが多かったようです。
弊社のパッカースケールは、まず飼料用、その後ライスパッカー、澱粉用、送り錘式、桿式、そして昭和54年頃にはロードセル式、平成元年頃にはサーボ式と変遷を遂げてまいりました。当初の機器から、改造・改良等を繰り返しながら、市場・顧客のニーズに応えられるよう開発がすすめられてきました。
パッカースケールを導入するメリットには、以下のようなものが挙げられます。
- 作業効率アップ
- コスト低減
- 品質向上
- 衛生面の改善
自動化・省力化によって、製造ラインにおける計量・袋詰めに関する問題を解決することができます。
パッカースケールには、大きく分けて2種類の計量タイプがあります。計量してから袋詰めする「ネット計量方式」と、袋詰めしながら計量する「グロス計量方式」です。
さらに、自動包装機やパレタイザーなどの付帯機器と組み合わせることで計量、袋詰めからパレタイジングまで対応した自動包装ラインの構築を可能にしています。
これらは、計量する粉粒体の性質、機器の精度・能力によって、供給装置や制御方法が異なってまいります。お客様のご要望や条件に見合う機器をご提案し、オーダーメイドで製作・対応いたします。
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