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防災訓練を実施しました。

1月の寒い日の朝、ふとよみがえる光景があります。

早朝に感じた確かな揺れ。当時の中学生だった私は香川におりました。

その後のテレビに映ったのは、目を疑う映像。大地震の被害を受けた街、そして火災。

1995年1月17日 午前5時46分52秒、兵庫県の淡路島北部沖の明石海峡を震源とした兵庫県南部地震が発生しました。阪神・淡路大震災です。

この地震が、私の中では一番古い記憶の大地震です。あれから、27年が経ちました。

その後も日本も世界も、各地で大きな地震が発生し、大きな被害を受け、今日に至ります。

そして、弊社 鎌長製衡㈱本社のある四国・香川も、いつ発生するか分からない南海トラフ地震という爆弾も抱えています。

弊社では、昨年度 BCP(事業継続計画)を策定しました。今年度はその改善に取り組んでおります。

その中の活動の一つ、防災訓練を1月6日に実施しました。

当日はとても冬らしい天候で、参加者は皆しっかりと防寒対策を行って訓練に臨みました。

この訓練では、株式会社BCP JAPANの山口 泰信様に全面的にご指導いただきました。実は2020年の12月に行った防災訓練でもご指導いただき、今回は2度目でした。山口様はとても分かりやすく説明してくださり、本当に勉強になります。我々が知らなかった「へぇ~!」という役立つ情報も盛り込んでくださいます。

当日は、避難、安否確認、各所へ連絡等、初期の行動で気を付けることを確認。

実際に、救助活動や消火活動も体験しました。役割分担で、消火栓・発電機等の担当者は、その活動も体験しています。

経験しておかないと、できない。防災訓練を経験して、強く感じます。

日常生活では、想像や想定して備えることも大切かもしれませんが、非日常な防災訓練の場面では実際に動いてみて、失敗もしながら経験して、初めて理解につながると感じます。

消火器を使わずに過ごせたら平和でよいのですが、いつ使う時が来るか分かりません。

AEDを使う場面にも遭遇せずにいられたらよいのですが、いざという時には自分が使わねばなりません。

小学生や中学生は、学校で避難訓練を定期的に経験しております。普段の訓練から、学校で地震等が発生した場合は、どのように行動すべきかを知っているケースが多いようです。大人は意外と無防備で、残念ながら何もできないことが多いようです。

今回の訓練も勉強になりました。いざという時に、訓練で学んだことが生かせるような行動がとれればと思います。

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