2021年11月15日
リサイクルリユースとリサイクル ~石膏ボード分別機
弊社 鎌長製衡㈱本社のある高松市に、子どもの制服類ばかりを集めたリユースショップがあります。今や全国に数十店舗を構える規模となり、多くのメディアでも取り上げられています。そのビジネスを起業されたのが高松市出身の女性の方で、1号店も高松市内にあります。
先日、休日にそちらの店舗にお邪魔してきました。もちろん目的は「制服」。
人数制限の設けられた店内には、幼稚園から高校までの制服が、ずら~っと陳列されています。きちんと分類されハンガーにかけられていて、お客さんが見やすい心配りが満載です。それぞれに、サイズや状態等の必要な情報も明記されています。ただ残念ながら、我が家のお目当てのものは店内の在庫にはありませんでした。しかし、スタッフさんの丁寧な対応、良心的な価格設定。またおうかがいしたいと思わせる条件が揃いすぎていました。本当に必要な方の、お役に立ってくださるお店だと感じました。
さて、3R(リデュース・リユース・リサイクル)つながりで、今回は弊社 鎌長製衡㈱のリサイクル処理の製品、「石膏ボード分別機」をご紹介したいと思います。
石膏ボードは、壁材や天井・床材等に使用されることも多い建材。石膏を主成分とした素材を板状にして、特殊な板紙で包んでいます。安値ながら非常に丈夫、断熱・遮音性が高いのが特長。メリットも多い中で、問題は「廃棄」にあります。
廃棄する場合には、環境問題の側面から、紙と石膏の分別処理を行った上でのリサイクルが必要となることが難点となっています。廃石膏ボードは、かつては埋め立て処理の方法がとられ、石膏ボードが水分と反応して有毒ガスが発生し、環境問題となっておりました。しかしながら、そのまま埋め立てるのではなく、石膏粉と紙を分別してリサイクルを行うことで、適切に処理を行うことができます。現在ではその方法で処理が行われております。
弊社製品「石膏ボード分別機」は、廃石膏ボードから効率よく石膏粉と紙を分別提供いたします。操作はボタンひとつで、運転状態もわかりやすく表示されるのが特長。
磁力選別機・定量供給制御・高速回転選別機・振動フルイ機等で処理を行いながら、紙と石膏、そして残渣に分離します。投入口や搬送経路接続口、排出口を大型集塵機で集塵を行いますので、作業環境は快適に保たれます。
そのまま廃棄となると大問題ですが、このような処理を行っていただければ、問題なくリサイクルにつながるのです。
多くの人の手を介して、リユース・リサイクルがさまざまな分野で広がっていますね。
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