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平成30年度 品質・環境目標

日本語には、類義語のある言葉がたくさんあります。

しかし、「少しの違いが大違い」という場合も。日本語の難しさを感じることが多々あります。

 

さて、弊社ではISO9001・ISO14001認証を取得しております。今年、統合マネジメントシステムの2015年度版の運用が開始しております。

弊社の品質・環境目標は次のように設定されています。

「信頼と期待に応える」

 

具体的には、以下のような内容となります。

我々は、社会の信頼と期待に応える

我々は、顧客の信頼と期待に応える

我々は、他部署の信頼と期待に応える

我々は、上司・部下の期待と信頼に応える

我々は、家族の信頼と期待に応える

 

ここで、類義語の問題が。さあ、「信用」と「信頼」」の言葉の違いは何でしょうか。

どちらの言葉も、信じる・信じられるという意味で、混同して使ってしまう傾向があります。改めて調べてみると、2つの言葉にはこんな違いがありました。

・信用 → 過去に対し、実績や成果を評価すること

・信頼 → 未来の行動や感情について、期待をすること

これまで積み上げてきた実績・経験・関係は、もちろん大切な財産です。しかし、それを継続・発展させるかどうかは、今後の取り組みにかかっているともいえます。

弊社で、「信頼」という言葉を使っているのには、「ワケ」がありました。

 

それをふまえて、平成30年度の品質・環境目標は、

「QRSS-111」。

こちらは、目標に掲げた言葉の頭文字を組み合わせたものです。

「QRSS-111」は、以下の目標を示しています。

  • Q : Quality (品質)
  • R : Risk management (リスク管理)
  • S : Security (保護)
  • S : 5S (整理・整頓・清潔・清掃・躾)
  • 1 : 実行予算の100%達成
  • 1 : クレーム経費は生産金額の1%以内
  • 1 : 1日先、1週間先、1ヶ月先の見通しを持った行動

新年度も間もなく1ヶ月が経とうとしておりますが、1年間、信頼と期待に応えられる鎌長製衡であるよう、努めてまいります。

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