2018年03月05日
計量計量業務をサポート ~重量指示計「K-400D」~
弊社の主力製品に「トラックスケール」があります。
車両に積載された貨物の重量を車両とともに計量するはかりです。取引、証明、入出荷管理、在庫管理、(過積載等)安全管理等の目的で使用されています。
今回は、それを支える「重量指示計」について触れたいと思います。
トラックスケールは主として、計量対象物を載せる「計量台」、重量を感知する「荷重検出部(ロードセル)」、重量を表示する「重量指示計」で構成されています。これらの基本構成に加えて、集計用のパソコン(データ処理装置)や操作ポスト、遠隔重量表示器、信号灯、遮断機、料金徴収機などの外部接続機器で構成されます。
計量台は4隅に配置されたロードセルによって保持されます。(大型のタイプは6点~8点で保持されます。)トラックが計量台に載ることで、ロードセルに負荷がかかり、ロードセルはその際に生じた金属のひずみによる抵抗値の変化を電気信号として、重量指示計に出力します。
そんな弊社の重量指示計のうち、「K-400D」の特長をご紹介させていただきます
一言で申しますと、「使いやすく、分かりやすく」をカタチにしています。
- ユーザビリティに配慮したインターフェイスデザイン
各項目のボタンと入力欄を明確に識別できるため、操作がスムーズに行えます。
- コードをカスタマイズでき、あらゆる業種•業態に対応可能
会社名•品種などを5項目までコードとして自由に設定でき、設定したコードの集計処理も簡単にできます。
- WEBカメラ(オプション)を接続することで車輌ナンバーや乗車状態を表示可能
車輛の滞留情報を表示するので、場内で作業中の車輌がひと目でわかります。
さらにオプションのWEBカメラを接続することで、車輌ナンバーの情報や乗車状態を、ディスプレイに表示し確認することができます。
- 自己診断機能を搭載し、エラーの履歴(発生日時・エラー内容)を一覧表示する機能を備えています。また、ロードセルの動作状態も確認でき、故障時のカルテとして使用できます。
- 入出力のインターフェースを装備しており、簡単に外部コンピューターと連動が図れるため各種計量システムの構築が容易です。
- 専用設計と専用OSの採用により、長寿命
その他にも、音声ガイダンス機能付き。
そして、安全・安心してご使用いただける、「セフティモード」機能も備えています。計量の際のトラブル、例えば、車輌の脱輪や二台乗りなど乗車状況の異常を検出できます。また軸重量・輪重量の計測による偏荷重の確認も可能です。
また、USBメモリーで簡単に計量データを持ち運び可能ですし、他のオプション機器との組み合わせで「完全無人化計量システム」を構築し、人手不足の現場等をサポートさせていただくことも可能です。
このように、いろいろな機能がぎっしりつまった「K-400D」。ご使用いただく条件にあわせて対応できる柔軟性もあります。
今日も全国各地で計量業務をサポートしています。
前の記事
度量衡 ~計量の歴史を少々~CONTACT資料請求・お問い合わせ
弊社製品に関するご質問やお問い合わせ、
資料請求について、以下の方法をご利用ください。
087-845-1111(代)
受付時間:平日9:00~17:30各事業所へのお問い合わせはこちら