2018年02月05日
計量交通事故 明日は我が身
立春も過ぎ暦の上では春。ですが、今が1年で最も寒い時季、といってもよいでしょうか。
今年は東京都心で積雪も記録され、まだまだ寒さは厳しいようです。風邪等 体調にご注意くださいね。
さて、ここからは少し残念な話題に。
弊社 鎌長製衡㈱本社の地元 香川県。実は、人口10万人当たりの交通事故死者数が、全国ワースト指折り……という不名誉を重ねております。また他県からお引越しをされてきた方からは、さまざまな場面で、「香川県は交通マナーが悪い!」との厳しいご指摘をいただいているようです。
今、「交通マナーが悪い」と聞いてドキッとした方、初心に戻って注意致しましょう。自分自身も、もう少し注意して運転したいと思います。
事故は、突然起こるもの。しかし中には、予兆がある場合・未然に防げる場合があります。リスクを減らしておくことで、重大事故を防ぐことができる場合もあります。
以前、海上コンテナの輸送トレーラーの横転事故について触れました。(※2017年11月27日分)
このようなトレーラーの事故も後を絶たないようです。
2018年になってひと月あまり。先日、兵庫県神戸市でも、コンテナを輸送中の大型トレーラーが、左折する際に横転する事故が起こりました。幸い運転手の方は軽傷とのことで、命に別状はないようです。ただ現場は、国道2号線という幹線道路。通行止め等の道路規制の影響は少なくなかったでしょう。
しかし、ドライバーさんの技量や注意とは裏腹に、コンテナ輸送トレーラーの運転には、事故を防ぎようがない現実も潜んでいます。
以前にもご紹介しましたが、コンテナの積荷は輸出入品であるため封印されており、輸送トレーラーの運転手は積荷の状態を確認できません。車体も積荷も大きいため、その「重心の位置」が重要となるのです。
その計測を行うことを可能にしたのが、弊社開発の
「三次元重心測定機能付きトラックスケール satrs(サトルス)」です。
前後左右方向の偏荷重検知システムと、高さ方向の偏荷重検知システムにより、海上コンテナを開けずに、積荷の状況を計測しています。偏荷重の測定結果より、重心位置は分かりやすいイラストで表示されるようになっています。既設のトラックスケールに追加・改造も可能です。またトラック(トレーラー)側の車載装置は不要となっております。
こちらは現在、横浜港と高松港で稼動しており、トレーラー横転事故のリスクを減らす一助となっております。
冬の寒い時期は、自動車でも、自転車でも、たとえ徒歩であっても、
路面凍結・スリップ等に、注意を払わなくてはならない時もありますよね。
どうか、十分気を付けて、時間とココロのゆとりを持って、出かけましょう。
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