石膏ボード分別機とは

我が家にある決まりのひとつ、「自宅の部屋の壁に、カレンダーやポスター等を貼ってはいけない」。実は、画びょう等で壁が崩れてくる可能性が……、こわいのです。

ですので、家の中のカレンダーは全て、卓上カレンダー。毎年　秋の終わり頃から年末にかけては、使い勝手のよい卓上カレンダーを探し求めています。日曜始まりと月曜始まりの好みで意見が分かれますが。

 

そんな我が家の決まりの背景にあるのは、「石膏ボード」の存在です。住宅の天井や壁に使われている建築用内装材料のひとつで、石膏を主成分とした素材を板状にして、特殊な板紙で包んでいます。用途に合わせた処理・加工をしたものがあります。

メリットは、安値ですが非常に丈夫であり、断熱・遮音性が高いこと。デメリットは、ネジやクギで穴が崩れてくること、また廃棄となった場合には、紙と石膏の分別処理が必要となります。

 

廃石膏ボードの分別処理が必要なのには、環境問題が起因しています。かつて行っていた埋め立て処理では、環境汚染につながってしまうことが分かったのです。そのまま埋め立てるのではなく、石膏粉と紙を分別してリサイクルを行うことで、適切な処理につながるのです。

 

申し訳ありません、石膏ボードについての説明が長くなってしまいましたが。

弊社では、このような廃石膏ボードから効率よく石膏粉と紙を分別提供する、

「石膏ボード分別機」を製造しています。

操作はボタンひとつで、運転状態もわかりやすく表示します。磁力選別機・定量供給制御・高速回転選別機・振動フルイ機等で処理を行いながら、紙と石膏、そして残渣に分離します。投入口や搬送経路接続口、排出口を大型集塵機で集塵を行いますので、作業環境は快適に保たれます。

 

日常生活で身近にあっても、それがどのような流れで、最終的にどこへ行くのかを知らないということがありますね。もしかしたら、石膏ボードもその中のひとつだったかもしれません。

以後どうぞ、お知り置きくださいませ。