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ユニオートフィーダ(連続計量システム)

大人になってから、なわとび(前とび)をしてみたことはありますか?

小学生の頃は、身も軽く、何分でも連続で跳べていた記憶がありますが、大人になった今。ぜひ一度、チャレンジしてみてください。

私は自分の、あまりの不甲斐なさに、頭はショックを受け、体は翌日 筋肉痛になりました。

 

なわとび、連続、から突然ですが。

弊社には、「ユニオートフィーダ」という連続計量システムがございます。

実は、弊社の不得意分野での商品開発ということで、当時は大変な苦労があったようです。昭和55年(1980年)頃のことです。

開発に至ったきっかけは、お客様からのご依頼。樹脂ペレットに対しての小能力の定量供給装置を、という内容でした。それまで重量級の各種製品を中心に製作してきた弊社にとっては、新規分野への取り組みとなりました。

 

そこで、お客様はプロジェクトチームを立ち上げられて、弊社もまた開発チームを組んで、お互い万全の協力体制で臨みました。そうして、バッチ計量方式から連続供給方式への切り換えを行い、小能力の連続自動供給システムとしての開発をすすめた結果、開発は無事成功し、製品を納入することができました。

 

その後の開発により、計量物は、微粉ペレットにとどまらず、液体等の原料も計量できるようになり、お客様のご要望や用途をクリアできる製品へと育っていきました。特に、付着性の強い原料に対して最適な装置であり、粉体から液体まで、あらゆる性状の原料に対応できます。

ユニオートフィーダの製品には、粉粒体では、比率制御・バッチ制御等で行う「定量供給装置」、液体では、ロスインウェイト方式と原料に適したフィーダの組合せによる「連続供給装置」がございます。

用途に応じて対応させていただきますので、ご相談ください。

 

◇◆◇◆  用語について  ◆◇◆◇    

・比率制御……一定量ずつ排出を行う複数台の計量器に対して、一方の数値を変化させた場合、他方の数値も常に同じ比率で変化するよう、一定の比率関係を保つように制御量を追随させる制御方法。

 

・ロスインウェイト方式……連続して安定した排出が可能で、計量精度も優れているのが特長。計量ホッパーの被計量物の質量の減少を、単位時間で割って算出した輸送量が、予め設定した輸送量に一致するように排出量を制御する、減量定量方式。

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