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リサイクルと鎌長製衡

平成29年(2017年)3月28日。香川県豊島において、不法投棄された産業廃棄物や、汚染土壌の島外撤去が全て終了しました。同年6月12日、隣島の直島にて、産廃の無害化処理が終了しました。これは、地元香川県で起こった、国内最大級の産廃不法投棄問題。ここまでとても長い道のりであったと推察いたします。

 

昭和40年代。世間では、リサイクルの風潮はまだ…という時代でした。

その頃から、弊社はゴミ処理業界に注目し、前処理を行う機器に取り組みはじめました。

きっかけは、弊社のトラックスケール、そしてスクラップ業界との交流でした。

 

昭和35年頃、弊社のトラックスケールをご利用いただいている中に、塵埃焼却場がありました。しかしながら、集まった燃えるゴミの中に、不燃物が混入しており、関係者は皆、その対策に頭を悩ませておられたようです。また、トラックスケールを導入いただいている、スクラップ業界との交流により、プレス機械のライセンスを取得することができました。

そこで、社内で研究開発に取り組み、昭和46年頃から、小型の「不燃物処理プラント(リサイクルプラント)」の製作をすすめてまいりました。

それが、弊社のリサイクル用処理機器の取り組みのはじまりです。

クリーンセンター・ごみ処理施設等では、容器包装リサイクル法に基づいて、作業をスムーズにすすめるための、前処理(破砕・圧縮減容・切断・分別・乾燥等)が必要となります。空きカン・空きビン・ペットボトル・プラスチック容器など、各種機器で、それぞれ定められた処理を行っています。(このような、弊社のリサイクル用処理機器については、またの機会にご紹介いたします。)

 

ものづくりには、ゴミがつきもの。人々のくらしにも、ゴミがつきもの。

とはいえ、適切に処理が行わなければ、またどこかで過ちが繰り返され、人々のくらしが脅かされることになりかねません。

そのままならゴミ、分別すればリサイクル。

ご家庭での分別ももちろん、大切です。今一度、ご確認・ご協力をお願いいたします。

 

◇◆◇◆  用語について  ◆◇◆◇

・リサイクルプラント

… ごみの再資源化・減量化を行う各種リサイクルの処理施設全体を指し、以下のような施設全体の製作を請け負っております。リサイクル活動を推進するリサイクルプラザや、粗大ごみの処理や有価物を効率的に回収する不燃物リサイクルプラント、小規模ながら、再資源化を実現するリサイクルセンター等について、ニーズに合った各種システムをご提案・対応致します。

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