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自動包装システム

ロボットや人工知能が、人間の仕事を奪う…!?

技術革新により、そのような話題がニュースになることもしばしば。これは現在のお話。

 

少し時計を戻します。昭和47年頃のお話。

弊社は、計量包装の一連の作業を無人化・合理化することを目的に、約2年間の研究の結果、高速自動包装機の開発に成功しました。

当時は、各企業とも、人件費や付帯諸経費の上昇による、製造コストアップという問題を抱えていた時期であり、「合理化」・「省力化」という時代のニーズに応えた製品との評価をいただきました。これにより、人間がパッカースケール(袋詰め計量装置)に、袋を装着する部分の作業を、機械化することが可能となりました。

 

そして、乳業メーカー様との共同開発にて、粉乳の自動計量包装装置の開発に取り組みました。当初は、充填物が空気を含むため、所定の袋に入りきらないという問題が発生しておりました。が、供給装置の調整を行い、計量の工程の中で空気を抜く工程に、2種類の脱気装置を採用しました。「真空脱気装置」と「加振脱気装置」を組み込むことで、最適な脱気が行われ、問題が解決できました。

このシステムでの充填物は、食品・化学・樹脂・セメント他微粉に対応し、また袋の仕様も対応可能ということで、さまざまな業界で導入していただいております。

 

省力化できることをすすめながら、さまざまな分野で、うまくロボットや人工知能を活用することも検討しつつ、共に歩んでいけたらと感じます。

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