2017年06月12日
計量ホッパースケール
時代の変化とともに、市場のニーズは変わってまいります。
弊社の主力商品も時代とともに、
昭和20年代は棒はかりから台はかりへ、また昭和30年代は台はかりとトラックスケールへと変遷して、工業はかりの分野へと進んでまいりました。
そこで研究・開発されたのがホッパースケール。
粉粒体・液体を自動的に計量するはかりです。
昭和30年代、日本人の食生活は欧米化の傾向が進み、畜産業や、それに関係の深い飼料業界が活発になってまいりました。
日本では、飼料の原料のほとんどを海外に依存しています。
これらの業界で使用されるサイロおよび工場にも多くの計量器が使用されていた点に、弊社は注目したのです。
そして昭和40年頃には、飼料業界向けのホッパースケールの製造が始まりました。カントリーエレベーターや港にあるサイロ、そのような所に設置されていきました。
その後もより進んだ製品の開発を追求し、直面する諸問題に対して反省・調査の試行錯誤を繰り返しながら、徐々にシェアが高まると、生産面の合理化も図れ、結果コストダウンに結びつきました。
歴史の古い企業ですので、先人はさまざまな時代の波にもまれながらも、
知恵をしぼり、力を結集して、乗り越えてこられたことと想像いたします。
変わらないことも大切ですが、
同様に、変化し続ける柔軟性もまた大切なことではないでしょうか。
奥が深いですね。
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